Foundation(ファンデーション)初心者クリエイター向け:アカウント作成からNFT出品まで
- 2022/9/19
- ホーム
Foundation(ファンデーション)の特徴
Foundation(ファンデーション)は、OpenSea(オープンシー)やCoincheck NFT(コインチェック NFT)などで知られるNFTのマーケットプレイスプラットフォームのひとつです。
設立当初の2021年2月から2022年5月まで続いた「招待制」を撤廃し、今では誰でもクリエイターアカウントを作ることができるようになりました。
現在プラットフォームに参加しているクリエイターからの招待か、もしくはCommunity Upvoteに参加して招待を受けるかのいずれかによってアカウント作成が可能という難易度によって保たれていた高クオリティ高価格の取引形態は「招待制」の撤廃によって若干緩和しましたが、Foundation(ファンデーション)はまだまだアーティスト気質な芸術性の高い一点物のNFTが、他プラットフォームよりも高いフロア価格で取引されているという特徴があります。
Foundation(ファンデーション)でクリエイターのアカウントを始めるにあたって、現在必要なのは以下3つ。
- ETH(イーサリウム)
- MetaMask(メタマスク)
- Twitterアカウント
これらを用意して、foundation(ファンデーション)の始め方を見ていきましょう。
MetaMask(メタマスク)にETH(イーサリウム)を送金
まず、仮想通貨口座でETH(イーサリウム)を購入し、MetaMask(メタマスク)に送金します。
NFTを何品出品するか、時価がいくらかによって、Foundation(ファンデーション)に接続した後に必要になるETH(イーサリウム)の金額は変わってきますが、送金するのにもガス代(手数料)がかかるのである程度で概算して、1度にまとめて送金したほうが良いでしょう。
こちらのサイトは、Foundation(ファンデーション)のガス代を確認する際に参考になります。
https://ethgasnow.com/foundation-gas-fee/
また、Foundation(ファンデーション)でNFTの出品までにガス代が発生するタイミングをまとめると、以下のようになります。
- collection(コレクション)作成時
- Mint(ミント)=NFT作成時
- List(リスト)=NFT出品時
出品した後にも、以下の場合でガス代が発生します。
- 一度決めた最低入札価格を変える時
- 一度List(リスト)=出品したNFTを、Burn(バーン)=取り下げる時
送金する際に、送り先のアドレスを間違えてしまうと戻ってこないのでMetaMask(メタマスク)を開いて、必ずアドレスをコピーしましょう。
Foundation(ファンデーション)とMetaMask(メタマスク)を接続
MetaMask(メタマスク)は、Foundation(ファンデーション)上でETH(イーサリウム)を使うための財布のような役割を果たします。Foundation(ファンデーション)のサイトは、必ずMetaMask(メタマスク)をつなげた【Google Chrome】を使用して開いてください。
Foundation:https://foundation.app/
トップページ右上の【Connect Wallet】をクリックして、MetaMask(メタマスク)と接続します。MetaMask(メタマスク)との接続の完了後は、右上が【Create】になっていることを確認してください。
Twitterアカウントで認証
MetaMask(メタマスク)の接続が完了したら、Foundation(ファンデーション)のプロフィール設定を行います。
プロフィールの設定にはTwitterアカウントでの認証が必要になります。
右上の【Create】の左にあるアイコン画像を押して、プロフィールの設定に進みます。
ここで、用意したTwitterアカウントでツイートすることが求められます。
以下のようなツイートのURLをFoundation(ファンデーション)に提出して、認証は完了です。
出品までの流れ
collection(コレクション)の作成
Foundation(ファンデーション)では、collection(コレクション)を作成した後にNFTの出品が可能になるため、必ず1つはコレクションの作成が必要です。
【Create a collection】のボタンから、collection(コレクション)を作成します。
【collection symbol】は8文字以内、スペース無しという決まりがあります。
※collection(コレクション)作成時にガス代が発生します。ガス代は時間帯によって変動しますが、collection(コレクション)の作成がMint(ミント)=NFT作成よりも、List(リスト)=NFT出品よりも、若干高い印象です。
この画面が表示されれば、コレクションの完成です。
ミント化(NFT作成)
collectionを作成した後は、この画面でNFT化したいデジタルデータを添付します。
【Mint an NFT】ではNFTの名前や説明を決めます。事前に内容を決めておくと、作業はスムーズでしょう。
※Mint(ミント)する際に、ガス代が発生します。
この画面が出てきたらNFTの作成です。
リスト化(NFT出品)と最低入札額の決定
最後は作成したNFTの最低入札価格を決めて出品完了です。
Foundation(ファンデーション)はETH(イーサリウム)での取引なので、自分の売りたい価格をETH(イーサリウム)の時価を調べてから設定すると良いでしょう。
ここで自分が入力した金額以上のETH(イーサリウム)を誰かが入札すると、24時間のオークションが始まります。
※リスト化の際にガス代が発生します。リスト化した後、一度決めた価格を変更する場合もガス代が発生します。
おわりに
出品作業としては、「招待制」がなくなったことによって、かなり簡易的になっています。
所要時間も、先に用意するものを揃えたり、collectionの名前やリスト化するNFTの詳細を決めたりとしっかり準備しておけば、1時間以内でアカウントの作成から出品まで可能でしょう。
数多くあるプラットフォームの中でも、一点物の作品をフロア価格の高いFoundation(ファンデーション)にオークション形式で売りに出せば、自分にとっても納得の価格で取引することができるかもしれません。
ぜひ挑戦してみてください!