バイナンスラボは、最先端のブロックチェーンプロジェクトを支援し、ウェブ3.0の未来を形成することを目指しています。今回、その5シーズン目のインキュベーションプログラムで最も活躍した5つのプロジェクトに投資しました。

バイナンスラボはバイナンスのベンチャーキャピタルとインキュベーション部門で、今回のインキュベーションプログラムには900以上のプロジェクトが申し込んだ中から厳選された2%未満のプロジェクトに、創業者のニーズに合わせたカリキュラムと、マーケットリーダーによる独占的なエコシステムリソースや対話の機会が提供されました。

バイナンスのチーフビジネスオフィサーであるYibo Ling氏は、「バイナンスラボは、業界の発展に貢献する初期段階のスケーラブルなプロジェクトを支援することに力を注いでいます。5シーズン目のインキュベーションプロジェクトがウェブ3.0のエコシステムに与える肯定的な影響を期待しています」と述べています。

バイナンスラボのチームは、1対1のコーチングを提供してインキュベーションプロジェクトの実現可能な製品の構築を支援し、最終的な投資判断を下すための詳細な評価を行いました。5シーズン目の参加者たちは、初めてのメタバースピッチコンペティション、「Build The Block」で、業界のリーダーや投資家の前で自身のプロジェクトを披露する機会を得ました。

バイナンスラボから資金を獲得した5つのプロジェクトは次の通りです。

1. Bracket Labs：オンチェーンでレバレッジ構造商品を構築し、シンプルなインターフェースと革新的なアダプティブ価格設定でユーザビリティを大幅に向上させるプロジェクト。
2. DappOS：Web3アプリケーションの利便性とアクセシビリティを向上させるソリューションを作成することに重点を置いて、オペレーティングプロトコルを構築するプロジェクト。
3. Kryptoskatt：会計、ポートフォリオ管理、税務報告を含む包括的なソリューション群で、ユーザーがWeb3ファイナンスを簡単に行えるようにするプロジェクト。Kryptoskattは、2000以上のDeFiプロトコル、100以上の取引所とウォレット、50以上のブロックチェーンをサポートし、Web3ファイナンスのニーズをすべて満たす一元化ショップです。
4. Mind Network：全てのユーザーデータ、スマートコントラクト、AIを保護するために特許取得の適応的完全同型暗号化（FHE）フレームワークを基盤にした全暗号化ネットワークを構築するプロジェクト。これは、高性能な有料データストレージと計算を提供する分散型のプライバシー保護データレイクとして利用されます。
5. zkPass：マルチパーティ計算（MPC）とゼロ知識証明（ZKP）技術を基に、ウェブ3アプリケーションのための安全でプライバシー保護の身元確認ソリューションを提供することを目指すプロジェクト。

お待ちかねのバイナンスラボのインキュベーションプログラム第6シーズンの開始が近づいています。早期段階のプロジェクトの先見の明ある創業者を募集中で、申し込みは随時受け付けています。バイナンスラボのTwitterアカウントをフォローして、新たな申し込みシーズンの開始をお見逃しなく！