SolanaのRWA保有アドレスが40万超との投稿、数字の見方と注意点
NFT Laboは、Solana上のRWA保有アドレス数が40万を超えたと紹介しました。アドレス数は実際の利用者数とは異なります。集計条件や裏付け資産、換金条件も確認が必要です。

要点
NFT Laboの2026年9月8日の投稿によると、Solana上のRWA保有アドレス数が、2025年1月の1万未満から40万超に増えたとされています。
RWA(現実世界の資産)は、債券や不動産などの資産を指します。暗号資産の分野では、こうした資産に関する権利をブロックチェーン上のトークンで扱う取り組みを意味します。
数字を見るときの注意点
保有アドレス数は、保有している人の数と同じではありません。1人が複数のアドレスを使う場合もあり、この数字だけで利用者数や需要の増加を判断することはできません。
投稿は「18ヶ月で40倍」と説明していますが、提供された抜粋では集計元や基準日、対象トークンを確認できません。2025年1月から投稿日までは約20ヶ月あるため、集計期間にも確認が必要です。
RWAトークンの種類と、数字の確かめ方
| 種類 | 中身の例 | 保有者が持つ権利で確かめること |
|---|---|---|
| トークン化国債・MMF | 米国債や短期金融資産に投資するファンドの持分 | ファンドの受益権か、発行体への債権か。購入できる投資家の条件 |
| プライベートクレジット | 企業向け貸付の債権 | 返済が遅れたときの回収手順と優先順位 |
| 金などのコモディティ | 保管庫にある金地金 | 1トークンあたりの量、監査報告、現物との交換条件 |
| 株式・ETFのトークン | 上場株式の価格に連動する証券や債権 | 議決権・配当の扱い、発行体の破綻時の扱い |
同じ「RWA」でも、中身によって値動きもリスクもまったく違います。保有アドレス数の増加は、どの種類の資産で増えたのかが分からないと意味を読めません。
集計値を確かめる手順
- 数字の集計元(RWAの専門データサイトやチェーンのエクスプローラー)を特定する
- 基準日と、対象に含めたトークンの一覧を確認する
- アドレス数と保有額の両方を見る。少額のエアドロップでアドレス数だけが増えることがある
- 増えた分が特定の1銘柄に偏っていないかを見る
RWAの集計サイトの例としてはrwa.xyzがあり、チェーン別・資産の種類別に保有額や保有者数を公開しています。サイトごとに集計の範囲が違うため、別の集計と数字が合わないこともあります。
リスクの確認
RWAという名称だけで安全性が保証されるわけではありません。裏付け資産の実在性、発行・管理主体、保有者の権利、換金条件を確認することが大切です。価格変動や売却の難しさ、システムの不具合などのリスクもあります。
今回の数字は市場の動きを整理する材料であり、個別商品の安全性や将来の利益を示すものではありません。
出典:NFT LaboのX投稿(提供された投稿抜粋に基づく)


