【5月8日 暗号資産業界の最新トレンド】GrayscaleのETF申請撤回からOpenAIの検索エンジン戦略まで

1. GrayscaleがEthereum先物ETFの申請を撤回

暗号資産運用大手のGrayscaleは、Ethereum(ETH)先物ETFの申請を撤回しました。SECへの通知は5月7日に行われ、最終決定は5月30日に予定されていました。Grayscaleは当初、2023年9月19日に19b-4申請を行い、ニューヨーク証券取引所での上場を目指していました。

  • 主なポイント
    • Grayscaleは、9月19日にEthereum先物ETFの申請を行いました。
    • SECの最終決定予定は5月30日でしたが、5月7日に申請を撤回。

2. 資産運用大手Susquehannaが13億ドルのBitcoin ETFを購入

資産運用規模が4380億ドルに及ぶSusquehanna Internationalは、SECへの書類で13億ドル相当のBitcoin現物ETFを購入したことを明らかにしました。同社は10種類のBitcoin ETFにポジションを持ち、その中にはGrayscaleのGBTCや富達のFBTC、ブラックロックのIBITも含まれています。

  • 主な投資内容
    • 10.9億ドル相当のGrayscale GBTC
    • 8374万ドルの富達FBTC
    • 2360万ドルのブラックロックIBIT

3. OpenAI、Googleに対抗する検索エンジンを開発中

OpenAIが、GoogleやAI検索スタートアップのPerplexityと競合するウェブ検索機能を開発していると報じられました。新機能では、ChatGPTがウェブからの情報を引用し、出典を明記することが可能になります。回答にはWikipediaやブログ記事の他、関連する画像も表示される見込みです。

  • 新機能の特徴
    • ChatGPTがウェブ検索で得た情報に出典を明記。
    • 回答には画像も含まれる予定。

4. Layer1ブロックチェーンPeaq、5月9日からCoinListでトークン販売開始

Layer1ブロックチェーンであるPeaqが、5月9日から5月16日にかけてCoinListでPEAQトークンを販売します。Peaqは主にDePINと機械RWAに焦点を当てており、主ネットの立ち上げに向けた準備を進めています。なお、今回の販売には米国、カナダ、中国、韓国などのユーザーは参加できません。

  • 販売の概要
    • 期間: 5月9日〜5月16日
    • 参加制限: 一部の国からのユーザーは参加不可。

5. PolygonのAvail、エアドロップ申請の第二段階を開始

Polygonのモジュール型ブロックチェーンプロジェクトであるAvailが、エアドロップ申請の第二段階を開始しました。今回はClash of Nodes参加者やPolygon PoS Liquid Stakeプロトコルのユーザーに対する報酬が含まれています。申請期間は5月13日までです。

  • エアドロップ申請の概要
    • 期間: 5月8日〜5月13日
    • 対象: Clash of Nodes参加者やPolygon PoS Liquid Stakeプロトコルユーザー

6. Aptosがウィークリーイベントを開始し、NFTオークションを開催

Aptosは、コミュニティとエコシステムの活性化を目的として、ウィークリーイベント「Aptos Weekly Spotlight」を開始しました。
このイベントでは、Aptosエコシステム内のプロジェクトがNFTオークションを行い、毎週新たなプロジェクトが取り上げられます。

  • イベントの概要
    • 期間: 毎週開催
    • 内容: Aptosエコシステム内のプロジェクトが参加するNFTオークション

まとめ

  • GrayscaleによるEthereum先物ETF申請の撤回やPeaqトークン販売開始など、暗号資産業界での動きが続々と報じられています。
  • Susquehanna InternationalのBitcoin ETF大量購入は、伝統的な金融機関のデジタル資産市場への関心の高まりを示しています。
  • OpenAIの新しい検索エンジンの開発は、ウェブ検索業界の競争に新たな変化をもたらす可能性があります。

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