ether.fi Cash のカテゴリーキャッシュバックとは|ChatGPT・Claude代が最大30%戻る条件と元が取れる人
暗号資産で払えるVisaカード「ether.fi Cash」に、ChatGPTやClaudeなどのサブスク代が最大30%戻る「カテゴリーキャッシュバック」が加わりました。30%はVIP会員だけで、一般の人が狙いやすいのはLuxeの10%です。条件・対象外になる払い方・計算例を公式ヘルプセンターで確かめて整理します。

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暗号資産で払える Visa カード「ether.fi Cash」に、ChatGPT や Claude、Netflix などのサブスク代が最大30%戻る「カテゴリーキャッシュバック」が加わりました。X でも「AI のサブスクが3割戻る」と話題になっています。
ただ、30%が戻るのは最上位の VIP 会員だけで、VIP になるには50万ドルの預け入れか、ETHFI 50万枚のステーキングが要ります。この記事では、ether.fi の公式ヘルプセンターで確かめた条件をもとに、誰がいくら得をするのかを数字で整理します。
ether.fi Cash とは
ether.fi は、イーサリアムのステーキングで大きくなった DeFi のプロジェクトです。ether.fi Cash は、そのアカウントに入れた暗号資産で支払いができる Visa カードです。払い方は2つあります。
- Direct Pay モード:アカウントの USDC(なければ LiquidUSD)から、その場で引き落とされます。借り入れをしないので利息はかかりません。
- Borrow モード:持っている暗号資産を担保にお金を借りて払います。暗号資産を売らずに済みますが、借りた分に利息がかかります。
公式ヘルプセンターの対応国一覧には日本が入っていて、本人確認(KYC)の審査に通れば物理カードも発行できます。なお ether.fi は海外の事業者で、金融庁の暗号資産交換業者の登録一覧(2026年9月30日現在)には載っていません。
カテゴリーキャッシュバックの中身
会員のランクに応じて、決められたサブスクの支払いにキャッシュバックが上乗せされます。
- Core(無料):対象外
- Luxe:10%、月の上限10ドル
- Pinnacle:20%、月の上限20ドル
- VIP:30%、月の上限30ドル
アプリでカテゴリーを1つ選び、30日ごとに選び直せます。AI のカテゴリーなら、Luxe で対象になるのは ChatGPT、Grok、Claude、GitHub Copilot、Cursor、Notion、Microsoft 365、Canva、Figma、Google One、iCloud+ です。ほかに動画・音楽(Netflix、Spotify、YouTube Premium など)、SNS(X、Discord、Telegram など)、フードデリバリー(Uber One など)のカテゴリーがあります。上のランクほど対象が増え、Pinnacle では U-NEXT や LINE MUSIC、TradingView も入ります。
注意点が2つあります。
- 対象は一覧に載っているサービスだけ:フードデリバリーのカテゴリーでも、対象になるのは Uber One などの定額の会員費だけで、注文ごとの食事代や外食代は含まれません。
- アプリストア経由の課金は対象外:iPhone の App Store で払っている ChatGPT などは対象になりません。サービスの公式サイトで、カードを直接登録する必要があります。他の商品とのセット課金も対象外です。
ふだんのキャッシュバックと会員ランクの条件
カテゴリーキャッシュバックとは別に、ふだんのカード払いにもキャッシュバックが付きます。
- Core:月2,000ドルまで3%(その先は1%、3,000ドルを超えると0.5%)
- Luxe:月1万ドルまで3%
- Pinnacle:月5万ドルまで3%
- VIP:月5万ドルまで4%
X で見かける「最大34%」は、VIP のふだんの4%とカテゴリーの30%を足した数字です。
ランクを上げる方法は、ポイントを貯める・資産を預ける・年会費を払うの3通りで、次の条件のどれか1つを満たせば上がれます。
- Luxe:毎月5,000ポイント(カード払い1,000ドルで1,000ポイントなので、月5,000ドルほどの利用)/Liquid に1万5,000ドル/ETHFI を3万枚ステーキング/年199ドル
- Pinnacle:2万5,000ポイント/Liquid に10万ドル/ETHFI を15万枚ステーキング/年999ドル
- VIP:Liquid に50万ドル/ETHFI を50万枚ステーキング(ポイントや年会費では上がれない)
円で払うときは、ドルとの換算に為替手数料が上乗せされます。Core は0.5%、Luxe は0.25%で、Pinnacle と VIP は0%です。
いくら戻るのか(月40ドルの試算)
たとえば、月20ドルの ChatGPT Plus と Claude Pro を両方、公式サイトから ether.fi Cash で払うと、支払いは月40ドルになります。
- Core:ふだんの3%だけで、月1.2ドル
- Luxe:3%に10%が乗って、月5.2ドル(カテゴリー分の4ドルは上限10ドル以内)
- VIP:4%に30%が乗って、月13.6ドル
年会費199ドルを払って Luxe にする場合は注意が要ります。カテゴリーキャッシュバックは上限いっぱいでも年120ドルなので、それだけでは年会費の元が取れません。ふだんのカード払いが月2,000ドルを超えていて、3%が付く月の上限が Core より広がる分も合わせて、ようやく元が取れるかどうかです。
逆に、すでに Liquid への預け入れや ETHFI のステーキングで Luxe 以上の条件を満たしている人にとっては、追加の費用なしでサブスク代が少し戻る、うれしい特典です。
キャッシュバックは ETHFI で受け取る
キャッシュバックはドルではなく、ether.fi のトークン ETHFI で付きます。
- 支払いが確定した時点の価格で ETHFI に換算され、7日間ロックされます
- ロックが明けた分が5ドル以上になると、アプリのキャッシュバックのページから受け取れます
- ETHFI の価格は動くので、受け取るころには円で見た価値が増えも減りもします
受け取った ETHFI の税金の扱いは、ご自身で確認してください。
投資ラボの見方
良い点は、AI のサブスクをはじめ、いま多くの人が毎月払っているサービスを対象に入れたことです。ChatGPT と Claude を両方使う人は珍しくありません。対象のサービスが一覧で公開されているので、自分のサブスクが入るかも事前に確かめられます。
一方で、30%は VIP 専用で、一般の人が現実的に狙えるのは Luxe の10%です。年会費を払ってまで Luxe に上げるかどうかは、ふだんのカード払いの額で決まります。まずは無料の Core で使い勝手を試し、カードの利用額が増えてから上のランクを考えるのが無難です。ether.fi や Robinhood Chain の続報は投資ラボのX(@LaboNft)でも流しています。
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まとめ
- ether.fi Cash に、決まったサブスクの支払いが最大30%戻る「カテゴリーキャッシュバック」が加わった
- 戻る割合は Luxe 10%(月10ドルまで)、Pinnacle 20%(月20ドルまで)、VIP 30%(月30ドルまで)。無料の Core は対象外
- VIP になるには50万ドルの預け入れか、ETHFI 50万枚のステーキングが要る
- アプリストア経由の課金は対象外。公式サイトでカードを直接登録する
- キャッシュバックは ETHFI で付き、7日間のロックのあと受け取れる
出典:ether.fi 公式ヘルプセンター「How does Category Cashback work?」「How does cashback work?」「How do Membership levels work?」「In which countries is the Cash card available?」「What's the foreign exchange (FX) rate used on Cash transactions?」(2026年10月29日に確認)、金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月30日現在)
条件や対象のサービスは変わることがあります。最新の内容はアプリと公式ヘルプセンターで確かめてください。
投資助言ではありません。投資は自己責任で。詐欺・フィッシングサイトに注意してください。
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