Soneium(ソニューム)が独自トークン$SONEIUM発行を発表|わかったこと・未定のこと・偽エアドロップに注意
ソニーグループが関わるイーサリアムL2「Soneium」が、2026年10月26日に独自トークンの発行計画とトークン化IPを発表しました。トークンはまだ発行されておらず、TGE・発行量・配分・エアドロップは未発表です。発表内容と注意点を整理します。

ソニーグループが関わるブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」が、2026年10月26日に独自トークン「$SONEIUM」を発行する計画を発表しました。同時に、アニメのキャラクターや K-POP のライブ収益などの「IP(知的財産)」をブロックチェーン上で扱う仕組みも打ち出しています。
ただし、トークンはまだ発行されていません。いつ、何枚、誰に配るのかも決まっていません。この記事では、公式ブログと公式X(@soneium)で確かめられたことと、まだ分からないことを分けて整理します。
Soneium とは
Soneium は、ソニーグループと Startale グループの合弁会社 Sony Block Solutions Labs が開発した、イーサリアムのレイヤー2です。OP Stack という仕組みで作られていて、2025年1月にメインネットが始まりました。
公式によると、音楽・ゲーム・アニメ・映画・コレクティブル・ファンの二次創作などのアプリが250以上動いています。今回の発表で、公式は Soneium を「オンチェーンのエンタメ経済」と位置づけ直しました。
$SONEIUM について発表されたこと
公式ブログには、$SONEIUM を「エコシステムのネイティブトークン」として発行する計画だと書かれています。
- 役割:クリエイター、IP の持ち主、アプリの開発者、ファン、投資家をつなぐ「経済のレイヤー」として設計する、とされています。単独の金融商品ではなく、Soneium 全体の成長とつながる位置づけです。
- 発行状況:公式ブログの末尾に「$SONEIUM はまだ発行されていない」と明記されています。
- TGE(トークンの発行日):「後日発表」とだけ書かれています。
- まだ出ていない情報:総発行量、配分(コミュニティ・チーム・投資家など)、ロックの期間、エアドロップの有無と条件、上場先、ガバナンスなどの使い道は、どれも発表されていません。
公式は「この発表は計画であり、変わる可能性がある」「将来のトークン発行は、各国の法律や規制に従って Soneium Foundation が行う」とも書いています。
トークン化 IP(Tokenized IP)とは
今回の発表の中心は、トークンそのものより「IP をブロックチェーンに載せる」仕組みです。作品やキャラクターの価値をトークンで表し、クリエイターが資金を集めたり、ファンや投資家と収益を分け合ったりできるようにする、という構想です。
- IP トークン:クリエイター、スタジオ、作品ごとに作るトークンです。ファンの証になるコレクティブル型と、その IP の中で使う通貨のような型があります。
- IP ボールト:楽曲カタログのファンドなど、著作権の収益に裏付けられた資産に参加する入口とされています。詳細はまだ出ていません。
- トークン化 IP ボンド:エンタメ事業の収益を裏付けにした債券のような商品です。
- Soneium Portal:トークン化 IP を探して参加する公式の場所です。
最初の事例:Moriusa と K-POP
最初の IP トークンは、東京のエンタメ企業 Super State Holdings のキャラクター「Moriusa」です。グッズ、短編アニメ、ライセンスなどへの展開が予定されています。
K-POP では、BTOB や LEE CHAE YEON、MEMI、2F が所属する DayOneDream と組み、ライブの収益をトークン化 IP ボンドとしてブロックチェーンに載せる計画です。両社によると、誰が参加できるかは各国の規制によって決まります。
裏側の仕組み:IP の登録と自動分配
- IP レジストリ:作品をタイムスタンプ付きで登録し、出どころと持ち主を記録します。
- IP グラフ:原作と二次創作、コラボ、ファン作品、AI を使った作品の関係をつなぎます。
- IP 実行レイヤー:IP の持ち主が決めたルールで、ロイヤリティや収益の分配、ライセンス料の支払いをスマートコントラクトが自動で行います。
- ERC-8432:IP とライセンスのための、イーサリアムの公開規格です。アプリや AI エージェントが、ライセンスの条件を機械で読み取って確かめられるようにします。
公式は、これらは著作権法を置き換えるものではなく、補うものだと説明しています。ほかに、ネットワークを安定させるための基本ガス代の見直しも予告されていますが、中身はまだ出ていません。
エアドロップはあるのか
今回の発表に、エアドロップの話は一切ありません。Soneium には以前「Soneium Score」というポイントの仕組みがありましたが、それが $SONEIUM の配布につながるとは、公式はどこにも書いていません。
「配られるはず」と決めつけて動くより、TGE の発表を待つのが安全です。
今いちばん気をつけること
- 「$SONEIUM を受け取る」サイトはすべて偽物:トークンはまだ発行されていません。エアドロップの受け取りや先行販売をうたうリンク、DM はすべて詐欺だと考えてください。
- 情報は公式からだけ:公式サイト(soneium.org)、公式ブログ、公式X(@soneium)、公式ドキュメントで確かめてください。
- ウォレットの署名に注意:知らないサイトでの署名や承認(approve)は、資産を抜かれる入口になります。
投資ラボの見方
良い点は、トークンの前に「何に使うか」を先に示したことです。キャラクターや K-POP の収益という、ソニーらしい具体的な使い道があり、IP を登録して収益を自動で分ける仕組みまで描かれています。
一方で、今回はあくまで「計画の発表」です。発行量も配分も TGE の日付も出ておらず、トークン化 IP の商品も、国によって参加できるかどうかが変わります。今は公式の続報を待ち、偽のエアドロップに引っかからないことがいちばん大事です。Soneium や Robinhood Chain の続報は投資ラボのX(@LaboNft)でも流しています。
まとめ
- Soneium は10月26日、独自トークン $SONEIUM を発行する計画を発表した
- トークンはまだ発行されていない。TGE の日付、発行量、配分、エアドロップは未発表
- 中心は「トークン化 IP」。最初の事例はキャラクター Moriusa と、DayOneDream の K-POP ライブ収益
- IP の登録、二次創作の関係づけ、収益の自動分配までをブロックチェーンで行う構想
- 今「$SONEIUM を受け取れる」とうたうものは、すべて詐欺と考える
出典:Soneium 公式ブログ「Unveiling Soneium: The Onchain Entertainment Economy」(2026年10月26日)、Soneium 公式X
投資助言ではありません。投資は自己責任で。詐欺・フィッシングサイトに注意してください。
カテゴリ最新ニュース 🧭


