暗号通貨市場に新たな波が到来しました。世界最大級の暗号通貨取引所バイナンスは、2023年11月7日に新通貨「オーディナルズ（ORDI）」を上場し、同日10:00 (UTC) よりORDI/BTC、ORDI/USDT、ORDI/TRYのスポット取引ペアの取引を開始しました。

ORDIは、ビットコインの最小単位であるサトシに情報を書き込むオーディナルズプロトコルを使用しています。これにより、トークンやサイドチェーン、ビットコイン自体を使用せずに、テキストや画像、オーディオ、ビデオなどの情報をサトシに直接刻み込むことが可能になります。ビットコインブロックのサイズ制限により、主にテキストと画像が刻印に使用されています。

バイナンスは、ORDIを新たな借入可能資産として追加し、48時間以内にORDI/USDTのアイソレートマージンペアを新設します。また、ORDIの出金は2023年11月8日06:30 (UTC)に開始される予定です。

さらに、バイナンスはORDIの上場を記念して、初回デポジットキャンペーンを実施。発表から取引開始までの間に最低72ORDIをデポジットした最初の1,000名のユーザーに、それぞれ50USDTのトレーディング手数料リベートバウチャーを提供します。

しかし、ORDIは比較的新しいトークンであり、通常よりも高いリスクと価格変動を伴う可能性があるため、十分なリスク管理を行い、プロジェクトについて独自の調査を行い、理解した上で取引を行うことが推奨されます。

バイナンスでは、シードタグが適用された革新的なプロジェクトは、他の上場トークンに比べて高いボラティリティとリスクを示す可能性があるとしています。このシードタグはORDIにも適用され、取引にアクセスするためには、ユーザーは90日ごとにバイナンススポットおよび/またはバイナンスマージンプラットフォームで対応するクイズに合格し、利用規約に同意する必要があります。

暗号通貨取引をより身近に感じさせるバイナンスのこの動きは、投資家にとって新たな機会をもたらすことでしょう。ORDIの上場は、市場に新たな活力を注入し、暗号通貨の未来に対する期待を高めています。

最後に、
ORDIはその革新性と将来性に注目が集まっていますが、投資は慎重に行う必要があります。バイナンスのこの新しい動きが、暗号通貨市場にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まります。