Alphabetの2026年4〜6月期決算:EPS9.11ドルと利益の内訳

本記事は2026年7月22日に発表されたAlphabetの2026年4〜6月期決算を整理したものです。現在の株価や投資環境を示すものではありません。

売上と営業利益は増加

Alphabetの売上高は1,197.96億ドルで前年同期比24%増、営業利益は407.70億ドルで30%増でした。Google Cloudの売上高は247.68億ドル、前年同期比82%増です。これらは事業の成長を確認する数字ですが、最終利益の伸びとは分けて読む必要があります。[SEC決算資料]

EPS9.11ドルには株式評価益の影響

希薄化後EPSは9.11ドルでした。一方、その他収益・費用の純額は979.83億ドルの利益で、会社は主な要因を保有株式の未実現利益と説明しています。EPSの大幅な伸びを、そのまま広告やクラウドの利益成長とみなすことはできません。評価益は投資先の価値変動による影響を受けるため、継続的な事業収益と区別することが重要です。[SEC決算資料]

設備投資計画を読む際の注意

設備投資の報道では、年間計画の総額と従来計画からの増加額を区別する必要があります。計画値は実際に支出した額でも、将来の売上や利益でもありません。発表時点と対象期間をそろえて確認することが重要です。

株価反応の原因は断定しない

株価は、業績、従来の期待、投資計画、金利や市場全体の動きなど、複数の材料を反映します。価格の観測時刻とデータ提供元を示さず、一つの発表だけで値動きの理由を説明することは避ける必要があります。

日本株への波及を読む際の注意

米国企業の設備投資は、関連設備の需要を考える材料にはなります。ただし、日本の特定企業の受注や利益増加が確定したことを意味しません。各社の契約、売上構成、供給能力、費用を確認する必要があります。また、7月時点の見通しを、現在の日本株の予測として読み替えることはできません。

まとめ

決算を読む際は、売上・営業利益、評価益を含む最終利益、設備投資計画、実際の株価反応を分けて確認します。本記事は情報提供であり、特定銘柄の購入や将来の利益を推奨・保証するものではありません。

出典