OKXの日本サービス停止、HSBC香港顧客のビットコイン先物ETFアクセスなど:仮想通貨業界最新ニュースレビュー

最近の仮想通貨業界の動向は目まぐるしく、投資家にとっては情報を把握することが重要となっています。ここでは27日の重要な仮想通貨ニュースをまとめてご紹介します。

まず、大手仮想通貨取引所OKXが、日本在住ユーザーへのサービスを停止する予定です。OKXのアプリには「日本では現地の法令により、OKX Exchange製品をご利用いただけません」との表示がされており、これは今年11月からグローバル版バイナンスが日本在住のユーザーをバイナンスジャパン(仮称)に移行することを背景に、日本でライセンスを持たないOKXも金融庁への対応を余儀なくされた模様です。

次に、香港上海銀行(HSBC)の香港の顧客が、香港で上場したビットコインやイーサリアム先物ETFに投資できるようになりました。具体的には、HSBCの投資プラットフォームからCSOP Bitcoin Futures ETF、CSOP Ether Futures ETF、Samsung Bitcoin Futures Active ETFの3つのETFにアクセス可能となりました。これにより、香港のHSBC顧客が暗号通貨により広範な投資の道を持つことになります。

また、バイナンスは欧州で一部の匿名性銘柄の提供を継続すると発表しました。フランス、イタリア、ポーランド、スペインではDecred、Dash、Zcash、PIVX、Navcoin、Secret、Vergeが提供され、一方でFiro、Beam、Monero、MobileCoin、Horizenは依然として制限対象となっています。

スイス国立銀行はホールセール型の中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行する実験を進めています。これは単なる実験ではなく、銀行の準備金に相当する実際のお金としてCBDCを発行するもので、この取り組みはスイスのデジタル資産取引所「SIX Digital Exchange(SDX)」で行われる予定です。

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