BTC投資商品・RWA・ETHステーキング|数字の分母をそろえる

2026年7月19日に掲載した元記事には、BTC投資商品のフロー、RWAの市場規模と集中度、ETHのステーキング比率が並んでいました。それぞれ集計対象と単位が異なるため、一つの資金流入として合算することはできません。

BTC商品のフローには対象と期間が必要

BTC連動という名称だけでは、米国の現物ETFなのか、他地域や別形態の商品も含むのかが分かりません。元記事の金額について、商品の範囲、期間、純額か総額かを確認できる原表が未取得なので、本稿に具体額は掲載していません。

RWAの集中度は掲載対象に依存する

RWA.xyzの掲載基準は、ブロックチェーンが発行・移転等に主要な役割を持つこと、関連する法的文書を確認できること、観測可能なオンチェーン状態があることを要件として説明しています。これは調査対象の定義であり、すべての現実資産を網羅した金額とは限りません。

集中度を計算するには、対象日、分母に含める資産、上位集合、金額の指標をそろえる必要があります。本稿では元記事の市場規模・比率・資産数を再確認済みとして扱いません。

ステーキングと流通不能を同一視しない

Ethereum.orgは、ステーカーが報酬や元本を出金できる仕組みを説明しています。ステーキング比率だけから、その割合のETHが恒久的に取引不能になったとは言えません。元記事の比率は分子・分母と観測日が未確認であり、現在の比率としても掲載していません。