bikdex・bitgettradex・BTGO Markets Global・Nexbitを検証|金融庁の登録一覧と警告一覧で確認

最終更新日:2026年9月18日

この記事の結論

  • bikdex、bitgettradex.net、BTGO Markets Global、Nexbitの4つの名称は、金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月1日現在・全27業者)のいずれにも記載がありません。
  • 金融庁が警告書を発出した無登録業者の一覧(令和8年8月27日更新)にも、4つの名称は見当たりませんでした。登録がないことと、警告を受けたことは別の話です。
  • 「登録一覧に無い」と「詐欺と認定された」も別の話です。本記事は前者を確認したもので、4社を詐欺と断定するものではありません。ただし、登録の裏付けが取れない相手へ追加の入金や紹介を進めるのは危険です。

本記事は2026年9月18日時点で確認できた公開情報にもとづきます。

重要: 本記事は、4つの名称について金融庁の公表資料で確認できた事実を整理したものです。これらが詐欺であると確定したことを示す記事ではありません。特定の事業者への入金・紹介・手数料の支払いを促すものでもありません。

結論:4つとも国内の登録は確認できない。断定はできないが、資金を預ける段階ではない

「bikdex」「bitgettradex.net」「BTGO Markets Global」「Nexbit」という名前は、SNSやメッセージアプリ経由で口座開設をすすめられた人が、その場で調べようとして行き当たることが多いようです。入金前に踏みとどまっている人もいれば、すでに送金してしまい出金の不安を抱えている人もいます。

そこで、金融庁が公表している3つの資料を実際に開いて、4つの名称が載っているかどうかを確認しました。結果は、登録一覧にも、警告書発出の一覧にも、いずれの名称も見当たらないというものです。

これは「詐欺だと公的に認定されている」という意味ではありません。逆に「安全だ」という意味でもありません。暗号資産交換業者として金融庁に登録されている業者は、金融庁が公開している暗号資産交換業者登録一覧で確認できます。今回の4つの名称は、その一覧では確認できませんでした。一覧で確認できない相手に資金を預ければ、トラブルが起きたときに国内の監督や制度の後ろ盾が期待できない、ということです。

金融庁の登録一覧で確認したこと

金融庁は、登録済みの暗号資産交換業者を一覧にして公開しています。2026年9月18日に確認した版は令和8年9月1日現在のもので、掲載されている業者は全27業者でした。

この一覧を開いて、4つの名称を検索しました。bikdex、bitgettradex、BTGO、Nexbitのいずれも、一覧に記載がありません。検索が空振りしていないことを確かめるため、同じ手順で一覧に載っている既存業者の社名を検索し、そちらは正しく見つかることを確認しています。

ここで押さえておきたいのは、一覧に載る業者が27しかないという点です。世の中に存在する暗号資産関連サービスの数と比べれば、ごく少数です。名前を聞いたことがあるサービスでも、この27業者に入っていないことは珍しくありません。

無登録業者への警告一覧では、4つとも見当たらなかった

金融庁(財務局)は、無登録で金融商品取引業を行っているとして警告書を発出した相手の名称を公表しています。2026年9月18日に確認した版は令和8年8月27日更新で、国内業者と海外所在業者の両方が含まれます。

こちらでも、4つの名称は確認できませんでした。あわせて、金融庁が無登録の暗号資産交換業者に対して発出した警告書のページも開きましたが、そこに並ぶ社名のなかにも4つは含まれていません。

金融庁自身が、この一覧について注意書きを添えています。掲載されているのは警告書を出した時点で無登録営業が確認できた相手に限られ、掲載されていない相手でも無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得るという趣旨の説明です。つまり「警告リストに無い=問題ない」とは読めません。

名前が似ているサービスとの取り違えに注意する

4つのうち「bitgettradex.net」は、実在する取引所の名称に文字列が似ています。Bitgetは公式のサポート記事で、Bitgetをかたる偽サイトやフィッシングサイトが運営されているとして注意を呼びかけ、公式サイトは bitget.com であると案内しています。あわせて、URLが公式のものかどうかを確認するためのページも用意しています。

ここで本記事が言えるのは、「Bitgetが案内している公式ドメインは bitget.com である」という事実までです。bitgettradex.netがBitgetと関係があるのか、無関係なのか、意図的に似せているのかを判断できる一次資料は、確認できた範囲では見つかりませんでした。

ただ、利用者の立場で取るべき行動は、その判断を待たなくても決まります。案内されたリンクからではなく、自分で公式ドメインを直接入力して開くことです。メッセージやメールに貼られたURLは、文字列が1文字違うだけで別の場所に飛びます。

登録の有無を自分で確かめる手順

名前を出されたときに、その場で確認できる手順をまとめます。所要時間は数分です。

  1. 金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」を開き、相手の名称を検索する。アルファベット表記の場合は全角と半角の両方で試す。
  2. 見つからなければ、「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」のHTML版を開き、同じ名称を検索する。
  3. 海外の名前であれば、英国FCAのWarning Listでも同じ名称を検索する。
  4. どの一覧にも無い場合は、「登録が確認できなかった」と記録する。「登録されていることが確認できた」とは扱わない。

検索して出てこなかったときに、自分の検索が機能しているかを一度確かめておくと確実です。一覧に載っているとわかっている社名を同じ手順で検索し、そちらが見つかることを確認してから、「見つからなかった」と結論づけます。

入金前に確認しておきたいこと

登録の有無とは別に、資金を預ける前に確認しておくと判断が変わる項目があります。

  • 運営会社の名称、所在地、代表者、問い合わせ先が公開されているか
  • 取得しているとされるライセンスについて、監督当局側のサイトで裏が取れるか
  • 画面に表示される残高や利益が、外部のウォレットへ実際に出金できたものなのか
  • 出金の条件、手数料、上限、所要日数が文書で示されているか
  • 紹介報酬の原資が、取引の収益と分けて説明されているか

画面上の数字が増えていても、外部へ移せなければ利用者の資産として確定したとはいえません。出金を試すなら、少額で一度通してから判断するほうが無難です。

すでに入金してしまった場合

  • 追加の入金、運用プランの更新、紹介者への送金を止める
  • 「税金」「解除料」「保証金」「セキュリティ費用」を先払いしない
  • 残高、出金申請、チャット、紹介リンク、ウォレットアドレス、TXID、公式告知を日時入りで保存する
  • 同じパスワードを他サービスで使っている場合は変更し、二段階認証を有効にする
  • 国内取引所やウォレット側にも、送金先アドレス・TXID・送金日時を伝えて相談する
  • 被害や出金不能がある場合は、警察相談専用電話 #9110、消費者ホットライン 188、金融庁の相談窓口へ早めに相談する

出金回復をうたって追加費用を要求する「回収代行」や、別の投資案件への乗り換え勧誘にも注意してください。被害後に再び資金を要求する回収詐欺は、二次被害につながります。

参照した公開情報

最終確認日:2026年9月18日

関連する詐欺・トラブル検証記事

よくある質問(FAQ)

bikdexやNexbitは詐欺と断定されていますか?

確認できた範囲では、これらを詐欺と断定する公的認定は見つかっていません。本記事が確認したのは、金融庁の暗号資産交換業者登録一覧と無登録業者の警告一覧のいずれにも名称が見当たらない、という点です。

金融庁の登録一覧に載っていない業者は、どう判断すればよいですか?

暗号資産交換業者として金融庁に登録されている業者は、金融庁が公開している暗号資産交換業者登録一覧で確認できます。一覧で確認できない相手に資金を預けると、トラブル時に国内の制度による後ろ盾が期待できません。金融庁も、警告一覧に掲載されていない相手でも無登録営業に該当する行為を行っていることがあり得ると説明しています。

bitgettradex.netはBitgetの公式サイトですか?

Bitgetは公式サポート記事で、公式サイトはbitget.comであると案内し、偽サイトやフィッシングサイトへの注意を呼びかけています。bitgettradex.netとBitgetの関係を判断できる一次資料は、確認できた範囲では見つかりませんでした。案内されたリンクではなく、公式ドメインを自分で入力して開いてください。

すでに入金してしまった場合は何をすべきですか?

追加の入金・紹介・先払い費用の支払いを止め、残高や取引記録を保存し、警察相談専用電話#9110、消費者ホットライン188、金融庁の相談窓口へ相談することが推奨されます。