Grayscale、ビットコインETFへの変換のためのSECの認可を熱心に求める

仮想通貨投資の大手企業Grayscale Investmentsが、GBTCをETF(上場投資信託)に変換することの認可を、米国の証券取引委員会(SEC)に再度求めています。

CoinDeskの情報によると、GrayscaleはSECに対して、「GBTCをETFに変換するための理由がない」との立場を明確にしました。なお、先週、米国ワシントンD.C.の巡回上訴法院は、Grayscaleのこの申し出を一旦は拒否したSECの判断を再評価するよう要請しました。

巡回判事Neomi Rao氏は、Grayscaleの提案した製品が、すでに米国で取引されている比特币期货ETPと実質的に異なる点はないとの立場をとりました。つまり、既存の製品とGrayscaleの提案する製品は同等であるため、別々の取り扱いをする理由はないという意見です。

この背景を踏まえ、Grayscaleの法務チームはSECに向けて書簡を送信。この中で、「SECが巡回法院の意見やその反対意見を十分に検討した上で、GBTCとビットコイン先物契約を投資するETPを区別する理由がないと結論すべきである」と強調しました。さらに、「SECは、NYSE Arcaの19b-4規則の申請を承認し、Grayscale及びNYSE Arcaとの連携を命じ、GBTCの上場を早急に確定すべきである」との意向を明らかにしました。

総じて、Grayscaleは、比特币信托をETFに変換するための熱心な取り組みを続けています。SECの再評価と最終的な判断が、仮想通貨市場にどのような影響をもたらすのか、今後の動向が注目されます。

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