【韓国】仮想資産利用者保護法、国会法務委員会を通過。暗号通貨市場への法制度化が進行

“仮想資産法制化、長い戦いのゴールが見え始める”

2023年6月29日、韓国では仮想資産(暗号通貨)利用者保護法が関連常任委員会である政務委員会に続き、法制司法委員会も通過しました。党派を問わず、意見の一致が見られたこの動きは、特定金融取引情報法(特金法)以降、暗号通貨関連の法案が初めて整備されることを意味しています。

この法案の国会本会議における最終的な決定が下されたならば、新たな時代の幕開けを予感させるでしょう。

“仮想資産利用者保護法、重要な通過点を迎える”

法制司法委員会は、6月29日にソウル議会本館で開かれた全体会議で、仮想資産投資家を保護する内容を含む「仮想資産利用者保護法」を通過させました。この法案は、5月11日の政務委員会決定からわずか1ヵ月半で法制司法委員会を通過し、法律制定の「九分峰」を超えたと評価されています。

九分峰とは、中国のことわざである「九牛一毛」から派生した表現で、非常に困難な課題や大きな山を乗り越えた状態を表すものです。法案がここまで到達したことは、仮想資産の法制化への道程が、ついにその最終段階に差し掛かっていることを示しています。

“仮想資産利用者保護法、新時代の幕開け”

今回の動きは、仮想資産(暗号通貨)利用者の権利保護と業界の透明性向上を目指す重要な一歩となります。この法制化により、市場の健全な発展と投資家の安全な参加を可能にする

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