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【3月28日】ビットコインはまだ安い?Hyperliquidの大口攻撃&ジブリ風AI騒動で仮想通貨が激アツ!
- 2025/3/28
- Binance, BTC, Hyperliquid, まとめ, 最新ニュース 🧭

【要約】
・ビットコインの分析で知られるPlanBは、金や不動産と比較した際のビットコインの時価総額の低さを指摘
・去中心化取引所「Hyperliquid」が大口の空売り狙撃を受け、約2.5時間にわたり清算リスクに晒される
・「宮崎駿風」のAI画像生成がSNSで話題に、これに合わせてGhibliトークンが大きく値上がり
・Binanceの創業者CZがReachme.ioのメッセージ・システムを活用、KOLや専門家への有効性に言及
・Binance LaunchpoolにてGUNZ (GUN)が登場、3月28日8:00以降にトークン獲得が可能
・Binance WalletとPancakeSwapによるKiloEx (KILO)の独占TGEが実施され、認購上限は3 BNB
PlanBのビットコイン分析:金と不動産との比較
暗号資産アナリストとして名高いPlanBは、ビットコイン(BTC)の希少性や時価総額を、金・不動産と比較することで再評価すべきだと主張しました。彼によれば、ビットコインはS2F(Stock-to-Flow)比率が120年と非常に高いにもかかわらず、その時価総額は約2兆ドルに過ぎず、一方で金の時価総額は約20兆ドルと10倍の開きがあります。不動産市場の評価額はさらに大きく、ここにビットコインの“過小評価”が隠されているというのがPlanBの見解です。
ビットコインが「デジタルゴールド」や「デジタル不動産」と評されることは以前からありますが、PlanBが示すデータは、仮想通貨ニュースの焦点として投資家の関心を集めています。金や不動産に比べて取引のハードルが低いビットコインは、今後さらに需要が高まる可能性があります。
Hyperliquidを襲ったフラッシュクラッシュの攻防
去中心化取引所として注目を集めていたHyperliquidは、3月26日の深夜、大口の取引参加者による4.3億枚ものJELLYJELLYトークン空売り攻撃を受けました。これにより取引所が一時的に莫大な含み損を抱え、清算リスクが発生。わずか2.5時間の間に、価格操作や清算の可能性がSNS上で大きく取り沙汰されました。
攻撃者が取り扱ったJELLYJELLYは普段流動性が低く、大量注文時に対処できる対向オーダーが少ないため、Hyperliquidの金庫(流動性プール)が強制的に空売りの対手となる構図が生まれました。JELLYJELLYの価格は一時560%まで高騰し、これに呼応して大手取引所OKXやBinanceが早急にJELLYJELLYの合約取引を開始。価格はさらに乱高下を繰り返しました。
最終的にHyperliquidは“緊急投票”により、問題の注文を強制的に清算するという措置に踏み切ります。去中心化を謳いながらも実質的には公式が主導した形であり、コミュニティからは疑問の声が上がりました。ユーザーの多くは損失を回避できたものの、金庫残高は約30%の資金流出を記録。信頼性と去中心化原則のバランスに課題を残した一件となりました。
“宮崎駿風”を生むAI革命:Ghibliトークンの急騰
OpenAIの新モデル「GPT-4o」による画像生成機能が解禁されたことをきっかけに、「宮崎駿風」や「ジブリ風」と呼ばれるアニメ調のイラストがSNSを席巻しています。サム・アルトマン氏やイーロン・マスク氏といった著名人も自らのプロフィール画像をAIで“ジブリ風”に変換するなど、短期間で爆発的な話題となりました。
この流れに便乗する形で誕生したのがGhibliトークン($Ghibli)です。わずか半日ほどの間に100倍を超える価格上昇を記録するなど、memeトークンとして注目を浴びました。しかし、その背後にある開発チームの実態やプロジェクトの持続性は不透明であり、投機要素が強い点には注意が必要です。宮崎駿監督本人は以前からAIによるアニメ制作に否定的な見解を示していることもあり、今後の展開に注目が集まります。
CZとReachme.io:メッセージシステムへの期待
BinanceのCEOであるCZ(Changpeng Zhao)は、3月27日にX(旧Twitter)上で、有料メッセージプラットフォームのReachme.ioを活用し「200通にも及ぶメッセージを1日で処理した」と報告しました。当初、1通あたりの送信料を低く設定していたところ、想定以上のメッセージが殺到したため、急遽0.2 BNBに引き上げたとのことです。
CZは「多くのKOLや専門家にとって有益なシステムになりうる」とコメント。一定の手数料を課すことでスパムや非効率なコミュニケーションを減らし、必要な情報交換だけを可能にする仕組みとして注目されています。
Binance Launchpool、GUNZ (GUN)を発表
次に、Binance Launchpoolが3月28日8:00(日本時間)以降、GUNZ (GUN)の新規ファーミングを開始します。GUNZはGunzillaが開発するAAAゲーム専用のL1ブロックチェーンで、Launchpoolを通じてBNB・FDUSD・USDCのいずれかをステーキングすることでユーザーはGUNを獲得可能です。プールは3日間の限定スケジュールとなり、Binanceは3月31日21:00(日本時間)にGUNZを上場予定。
今回の発表は、Binanceが依然としてLaunchpoolを新プロジェクトの主要導線として活用していることを示す動きです。仮想通貨ニュースで取り上げられるこうした新規案件は、一般ユーザーだけでなく機関投資家からも注目されています。
Binance WalletとKiloEx(KILO)のTGE開催
さらにBinance Walletでは、PancakeSwapと協力しKiloEx(KILO)の独占トークンジェネレーションイベント(TGE)を3月27日に実施しました。募集総額は750,000ドル相当のBNBで、提供されるトークンは5000万枚。1人あたり3 BNBが認購の上限です。
短期間かつ限定された認購枠のイベントであるため、KILOトークンがどの程度の需要を獲得できるかが注目ポイントとなっています。DeFi分野の活性化が叫ばれる中、ユーザーや投資家は新たなプロジェクトを模索しており、Binance WalletがこのようにTGEを積極展開する姿勢は、エコシステム拡大の一環と言えるでしょう。