1. DOGSプロジェクトが代替経済学を発表:コミュニティへの大規模分配
2024年8月15日、TONエコシステムのMemeプロジェクトであるDOGSが、$DOGSトークンの代替経済学を発表しました。全供給量5500億枚のうち、81.5%がコミュニティユーザーに分配されます。その内訳として、73%がTelegram OGユーザーに報酬として提供され、残りはトレーダーやステッカークリエイター、今後のコミュニティメンバーへの報酬となります。さらに、10%はチームと将来の開発に割り当てられ、12ヶ月間で徐々にリリースされる予定です。残りの8.5%は、CEXとDEXの流動性および上場活動に使用されます。
2. 中国人男性、マレーシアでの誘拐事件で仮想通貨による身代金支払い
マレーシアの警察は、誘拐された中国人男性の家族が120万ドル相当の仮想通貨で身代金を支払った事件を解決しました。犯人は最終的に警察により拘束され、一部の資産も回収されました。この事件は、仮想通貨が犯罪活動に利用されるリスクを浮き彫りにし、セキュリティ対策の強化が求められています。
3. 米国政府、シルクロード関連のビットコインをCoinbase Primeに移動
2024年8月15日、米国政府はシルクロード関連で押収した10,000枚のビットコインをCoinbase Primeに移動しました。この動きは、政府がこれらの資産を売却する意図を示す可能性があり、マーケットに大きな影響を与えるかもしれません。これらのビットコインは、シルクロードの閉鎖後に押収されたもので、現在も政府の管理下にあります。
4. Grassプロジェクト、エアドロップのスナップショットを実施
Solanaネットワーク上のAIプロジェクトであるGrassは、エアドロップの対象を決定するためのスナップショットを実施中です。ユーザーのネットワーク参加度がエアドロップの基準となり、今後数週間以内にさらに詳細な情報が提供される予定です。Grassは今後、アプリケーションの開発支援に注力する予定です。
5. Lido、イーサリアムのステーキングで12日連続の資金流出
Lidoのイーサリアムステーキングは、2024年8月の開始以来、12日間連続で資金流出が続いています。合計74,304枚のETH(約1.94億ドル)が流出し、8月12日だけで31,104枚のETHが流出しました。この状況は、Lidoの影響力が低下していることを示しており、市場全体にも影響を及ぼしています。
6. Telegram、新機能「付費表情反応」を導入
Telegramは、ユーザーが投稿に対して「星」アイコンで反応できる新機能を導入しました。これにより、チャネルオーナーは獲得した「Telegram Stars」をToncoinに変換したり、広告の補助に利用することができます。この新機能は、Telegramコミュニティ内でのエンゲージメントをさらに高めることを目的としています。
7. Chaos Labs、5500万ドルの資金調達を完了
ニューヨークのスタートアップ企業Chaos Labsは、5500万ドルのシリーズAラウンド資金調達を完了しました。この資金は、主にDeFiプロジェクトのリスク管理ツールの開発に使用される予定です。Chaos Labsは、AaveやGMXなどの主要プロトコルに対するリスク管理サービスを提供しており、今後もその領域を拡大していく予定です。
8. Binance Labs、分散型AIエコシステムMyShellに投資
Binance Labsは、MyShellという分散型AIエコシステムへの投資を発表しました。MyShellは、ユーザーがAIアプリケーションを作成、所有、共有できるプラットフォームを提供しており、AI技術の普及を目指しています。このプロジェクトは、AI技術とブロックチェーンの融合により、新しいエコシステムを形成することを目指しています。
要約
2024年8月16日の仮想通貨ニュースでは、DOGSプロジェクトの代替経済学発表、米国政府のビットコイン移動、Chaos Labsの資金調達など、重要な動向が報じられました。これらのニュースは、仮想通貨市場やブロックチェーン技術の進展にとって重要な指標となり、今後の展開に注目が集まります。