▽ 要約
キャンペーン 8/21–9/21はXRP現物の手数料0%を実施。
ボーナス 新規登録で最大50USDT相当のXRPを進呈。
ステーブル SBI×RippleがRLUSDを日本で’26年Q1配布。
テク基盤 AMM稼働とEVM本番で流動性と用途が拡大。
なぜ今、取引コスト0%でXRPを打ち出すのかという疑問に対し、本稿は日本限定の「XRPゼロ手数料祭」が参加障壁を下げ、SBI×RippleのRLUSD計画やAMM・EVM稼働で実需導線が広がる点を示すため、XRPゼロ手数料祭の意味と活用法を簡潔に解説する。
MEXC「XRPゼロ手数料祭」の要点
国内ユーザーの板参加を促す日本限定施策のため、8/21–9/21にXRP現物0%と最大50USDT相当XRP進呈で新規流入が見込める。
イベントは「参加登録」必須のキャンペーン形式だ。全ユーザー向けにXRP現物の取引手数料が0%となり、同期間はSUI・ADAの先物手数料も無料化される。新規登録者はタスク達成で最大50USDT相当のXRPを受け取れる。内訳は①初回100ドル以上の入金を3日間保有で20USDT、②初回の先物取引で30USDT。報酬はイベント終了後10営業日以内に配布される。
期間・対象・報酬の細目
参加登録が条件となるため、ページでエントリーし、入金・保有・取引の要件を順序通り満たす必要がある。
新規ユーザーの定義（期間中登録、またはイベント開始前の入金総額100ドル未満）や報酬の計算方法（日次平均価格）も明示されており、配布は現物ウォレットに行われる。先物ボーナスは7日有効で、出金は不可だがボーナスでの利益は出金可能だ。
狙いと注意点
固定費の手数料がゼロとなるため試行回数を増やせる一方で、先物はレバレッジや資金調達コストが伴うため、証拠金管理とイベント規約の確認が欠かせない。
とりわけ「入金100ドル・3日保有」「初回先物取引」など付与条件を満たさないと報酬資格を失う点に注意したい。本人確認や不正対策規定もあるため、複数アカウントや濫用は失格となる。
SBI×RLUSDとXRPLの技術進展が支える需給
RLUSDの日本配布計画が法令準拠のドル導線を開くため、AMMとEVMの稼働でXRPのユースケース拡大が見込まれる。
RippleとSBIは、SBI VC Tradeを通じてRLUSDを日本で流通させる基本合意を発表した。RLUSDは米ドル預金・短期米国債・現金同等物で裏付けられ、第三者会計事務所による月次アテステーションを実施する。SBI VC Tradeは2026年Q1の国内提供を目指し、送金・決済やトレードのドル建てニーズを取り込む構えだ。
RLUSDの位置づけと日本での導入計画
SBI VC Tradeの電子決済手段等交換業ライセンスのもとで、規制に則った配布を狙うため、金融機関や事業者にとって取り扱いの明確性が高い。国内でのドル建て決済やトークン化証券の決済補助など、実需ユースケースが広がる可能性がある。
AMM（XLS‑30）とEVMサイドチェーンの効果
AMMは2024年3月にメインネット有効化されたため、XRPLのDEXに受動的流動性が常設され、スリッページ低減とLP報酬の設計が可能になった。2025年6月30日にはXRPL EVMサイドチェーンが本番稼働し、Solidity資産やdAppsがXRPL圏へ乗り入れやすくなった。RLUSDが接続されれば、安定した決済通貨×オンチェーン流動性の組み合わせが強化される。
▽ FAQ
Q. XRPゼロ手数料祭はいつ開催？
A. 日本時間2025年8月21日〜9月21日。XRP現物の手数料が0%で、SUI・ADA先物の手数料も無料化される。
Q. 新規登録の特典は具体的に？
A. 最大50USDT相当XRP。初回100ドル入金・3日保有で20USDT、初回先物取引で30USDTが配布される。
Q. RLUSDの日本導入時期は？
A. RippleとSBIが合意し、SBI VC Tradeが2026年Q1の提供を目指す。準備資産は米ドル等で月次検証。
Q. XRPの技術面の進展は？
A. AMM（XLS‑30）は2024-03-22に有効化、XRPL EVMサイドチェーンは2025-06-30本番稼働でdApps接続が容易に。
■ ニュース解説
日本限定でXRP現物手数料をゼロ化し新規向けに最大50USDT相当XRPを配布するため、短期の板厚化が期待され、一方でSBI×RippleのRLUSD日本展開（2026年Q1）とAMM/EVM稼働が中期の実需導入を後押しする。
投資家の視点：コストゼロ期は板感覚の把握と流動性チェックに充て、サイズは小さく分割し、条件（入金・保有・先物）とリスク（レバレッジ、資金調達、KYC規約）を厳守する。RLUSDの国内提供タイムラインとAMM/EVMの活用先（LP、ブリッジ費用、スリッページ）を並行監視。
※本稿は投資助言ではありません。
（参考：MEXC,Ripple Press）
