多くのNFT上位プロジェクトのフロア価格が急落する中、NFT上位10プロジェクトのうち8プロジェクトの24時間取引量が少なくとも115%増加した。

過去24時間の暗号通貨市場の急落に伴い、多くの上位NFTのフロアプライスも一緒に下落し、NFTの取引量も急増しました。

Bored Ape Yacht Club (BAYC), Mutant Ape Yacht Club (MAYC), Crypto Punks and SorareなどのトップNFTプログラムの24時間取引量は、フロア価格が急落したため投資家がより安いNFTを手に入れようとした結果、100%を超えて増加しました。

CryptoSlamによると、24時間の売上が最も多かったNFTプロジェクト10件のうち8件で取引量が少なくとも115％増加し、この数字を下回ったのはGoblintown（35.54％）とMoonbirds（64.11％）のみでした。

Yuga LabsのBAYC NFTは最も出来高が多く、直近24時間で262.79%の急騰で710万ドルに達した。

注目すべきは、以下のランキング上位3つのプロジェクトもYuga Labsに属しており、MAYC、Otherdeed、CryptoPunksは24時間のボリュームが173.49％、157.88％、122.69％と急上昇し、それぞれ340万ドル、260万ドル、250万ドルに相当するボリュームとなりました。

また、DappRadarのデータによると、この24時間の取引量増加の恩恵を最も受けたのはOpenSeaマーケットプレイスで、このプラットフォームは173.43%の取引量増加と2388万米ドルの総取引量を記録しているとのことです。

しかし、同じ期間にプラットフォームのトレーダー数も15.39%減の29,300人となり、比較的資金力のある少数の投資家しか行動を起こしていないことが伺えます。

また、BAYCやCryptoPunksといったアイテムのフロア価格が、史上最高値の153.70ETHと123ETHから82.5ETHと47ETHに下落したにもかかわらず、投資家がフロア価格以上の資産を手にしていることも注目すべき点でしょう。

過去24時間では、CryptoPunks #8620と#5690が275ETHで、BAYC NFT #393と#3441が118ETHと105ETHで販売されています。