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【3月25日】ホワイトハウスがビットコイン購入を検討?Arthur Hayesの11万ドル予測から新興プロジェクトWalrusの資金調達まで、最新仮想通貨ニュース総まとめ!

【要約】
・ホワイトハウス関係者が金の売却益でビットコイン購入を検討との発言
・Arthur Hayesはビットコインが先に11万ドルへ到達すると強気予測
・Metaplanetがビットコインを追加取得、WLFIはMNTを買増しで含み損1億ドル超
・イーサリアムETFのステーキング案が浮上するも、根本的課題は依然残る
・Mysten Labsが手がけるWalrusが約1.4億ドルを調達し、Sui向け去中心化ストレージを強化
・OKXとBinance、それぞれが新ウォレットやトークンセールの展開を発表
ホワイトハウスとビットコイン購入の可能性
米国のトランプ元大統領デジタル資産顧問委員会のBo Hines氏は、ホワイトハウスが金の準備高を活用してビットコインを購入する可能性を示唆しました。上院議員Cynthia Lummis氏の「2025年ビットコイン法案」で示されるように、アメリカ政府が5年以内に100万BTC、つまり総供給量の約5%を保有する目標を掲げるという構想があるとのこと。これが実現すれば、米国が金を売却することで得た資金をビットコイン購入に回す可能性が浮上します。
一方で、こうした計画には多数の法的・政治的ハードルが存在します。依然としてビットコインの価格変動リスクは大きく、政策決定過程でも賛否が分かれるため、今後の動向が注目されています。
Arthur Hayesのビットコイン11万ドル予測
元BitMEX CEOのArthur Hayes氏は、ビットコインは一時的な下落を経ず、先に11万ドルまで上昇すると主張しています。その理由として、米連邦準備制度(FRB)が量的引き締めから再び量的緩和へ転換する方向性を示しており、インフレを「一時的」と見なすムードが続くと分析。さらに関税措置の影響も限定的と見込み、価格上昇へとつながりやすい環境だと述べています。
とはいえ、市場には不安要素も残っており、ArbitrumやOptimismといったレイヤー2の動向、他の主要アルトコインの価格変動など複数の要因を総合的に評価する必要があります。
大口の動向:Metaplanet・WLFIなど
Metaplanetの追加購入
投資会社Metaplanetは、新たに150BTCを取得し、合計3,350BTCを保有していることを発表しました。平均購入額は1BTCあたり約1,257万0173円で、総額18.86億円規模にのぼります。企業としてビットコイン金庫の戦略を鮮明にしており、大口投資家の買い支えは価格面でも注目されるポイントです。
WLFIの追加投資
DeFiプロジェクトWLFIは、約300万ドルを投じて353.9万枚のMNTトークンを追加取得したと報じられました。トランプ家族が支持しているともされるWLFIは、11種類の暗号資産を積極的に買い増しており、既に含み損が1億ドル超に達している状況です。とはいえ、大きな資本力を背景にさらなる投資を継続している点が興味深いところです。
取引所・DeFi関連トピック:Binance・APX Financeほか
Binance Alphaによる新上場
Binance AlphaプラットフォームがBUBBおよびAGONの上場を発表した直後、AGONは短時間で約51.36%急騰しました。これによりマイナーなトークンの価格変動が再び注目を集めています。
CZの合約トレード参入
BinanceのCEOであるCZ氏がAPX Finance上でmubarakトークンのロングポジションをオープンしたことが話題になりました。CZ氏は「チェーン上での体験はまだCEXほど快適ではない」とコメントしており、分散型取引所(DEX)やオンチェーンの先物取引の改善点に注目が集まります。
SHELLトークンの買い戻し進捗
SHELLは3月14日の回収プログラム開始以来、価格が約4.56%上昇し、現在は81.2%の買い戻しが完了しています。定期的なトークン買い取りは価格下支えの要因となる場合が多く、今後の推移が注目されます。
イーサリアムETFとL2問題
イーサリアムでは、現物ETFがステーキングを取り入れる可能性が市場で取り沙汰されています。実現すれば追加のリワード獲得が期待できるため、投資需要増につながるという見方もあります。しかし、ステーキングには資産のロック期間や効率性など課題があり、L2(レイヤー2)へのトラフィック分散がイーサリアム本体の手数料収入やバーン量の減少をもたらす懸念も根強いです。
実際、1〜3月のETHの価格パフォーマンスはマイナス推移が続き、オンチェーン活動も低調です。ArbitrumやOptimismなどのローンチやエアドロップが盛り上がる一方、メインネット側の活発度は鈍化しており、これら総合的な要因からイーサリアムの短期的な見通しは慎重論が多いようです。
Walrusの大型調達とSuiエコシステム
去中心化ストレージプロトコルWalrusが約1.4億ドルの資金調達を発表しました。主導したのはStandard Cryptoで、a16z cryptoやElectric Capitalも参画。WalrusはSuiチェーン上で構築されるストレージとデータ可用性(Data Availability)の仕組みを強化し、従来のFilecoinやArweaveに比べて「複製因子」を大幅に低下させられる点が注目されています。
Mysten Labsが開発するSuiエコシステムでは、こうした新興プロトコルの稼働がSUIトークンの需要を喚起する可能性が指摘されています。Walrus側は今後もテスト参加者向けのNFT配布や、追加の空投(エアドロップ)を計画中。1EB(エクサバイト)規模のデータを扱う計画もあり、SUIのガス消費量を押し上げると期待されています。
新ウォレットリリース情報:OKX & Binance Wallet
OKX Walletが独立アプリとして登場
OKXは独立したWeb3ウォレットアプリ「OKX Wallet」をローンチしました。現時点ではGoogle Playでダウンロード可能で、App Storeでの配信は審査待ちとのこと。従来は取引所アプリ内の機能として提供されていましたが、今後は単独アプリとしてより幅広いWeb3体験を提供するとしています。
Binance WalletのParticle Network(PARTI)TGE
Binance Walletでは、Particle Network(PARTI)の独占トークン生成イベント(TGE)が3月25日18:00〜19:00(UTC+8)に実施されます。総募集額は125万ドル相当で、1人あたり3BNBが認購上限です。PARTIはParticle Networkのエコシステム内で利用されるトークンで、Binance Walletがどの程度のユーザーを取り込むかが注目されます。
以上が最新の仮想通貨ニュースです。各プロジェクトやETF、ウォレットに関する動きは日々変化するため、今後のアップデートにも十分に注目しておくとよいでしょう。