岸田内閣【メタバース、NFTに投資し、Web3サービスの導入を推進】

日本の岸田文雄首相は、2021年の就任以来、Web3開発を経済活性化の柱の1つに掲げています。

日本の岸田文雄首相は10月3日、国会での施政方針演説で、メタバースとNFTへの投資を拡大する計画を発表しました。

岸田氏は、デジタル技術の社会的活用を支援することに引き続き注力し、メタバースとNFTの技術を活用したWeb3サービスの実装を拡大する取り組みを推進すると述べました。
また、政府のデジタル変革への投資として、デジタル技術を活用した自治体へのNFT発行による管轄権問題の解決がすでに含まれていることを強調しました。

Web3の未来に向けた日本の歩み 2022年

岸田氏は2021年の就任時に、Web3開発を経済活性化の柱の1つとした。今回の講演は、Web3分野への投資やプレイヤーの育成を通じて、日本がデジタルの未来を受け入れることに注力していることの新たな一歩を示すものです。

Digi田甲子園 夏冬開催

日本政府は9月、「夏のDigi田甲子園2022」において、デジタル技術を活用して地域の課題を解決した事例を募集し、24,214票の投票の結果、7人の地方都市長にNFTを授与しました。
Digi田甲子園とはデジタル田園都市国家構想のもと行われたイベントで、地方の人口減少や少子高齢化、産業空洞化など様々な社会課題を解決するためにデジタルを活用し、地方の個性を活かしながら新しい付加価値を生み出そうという取り組みです。
そして、「地方に都市の利便性を、都市に地方の豊かさを」を実現して、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指すことを目的としています。
令和4年度「冬のDigi田甲子園」も開催され、本日 令和4年10月28日(金)~12月20日(火)まで募集を行っております。
Digi田甲子園|内閣官房ホームページ 

Web 3.0 制作推進会の発足

また、7月には、岸田内閣と経済産業省が、省内のWeb 3.0 関連部署を統合した「Web 3.0 政策推進室」を発足させました。各界の企業からデータを収集し、関係省庁を取り込んでWeb 3.0 関連プロジェクトを展開し、仮想通貨関連の目標を推進する政権の取り組みを行っています。

NFT白書の発表

さらに岸田氏率いる自民党は4月にデジタル・ニッポン 2022~デジタルによる新しい資本主義への挑戦~の中で「NFT白書」を発表し、日本が持つアニメやゲームなどの豊富な知的財産の重要性と、国際的なNFT・Web3経済をリードする可能性を認識し、Web 3.0 に対する日本の戦略を示しました。また、ユーザー保護やWeb3時代の国家戦略を進めるための政策提言も盛り込まれました。

さらに、日本政府は2023年までに、暗号通貨を利用した犯罪者のマネーロンダリングを防止するため、暗号取引所にユーザーデータの提供を義務付ける規制を実施する予定です。

Web 3.0 の展開速度に危機感を覚えつつ、今後の世界の発展に乗り遅れないよう、日本全体の経済効果と国力増加のための国策は日々更新され続けています。民間だけでなく、日本国の舵もブロックチェーンのデジタル世界に突入する時代となりました。

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