2024年8月15日の仮想通貨ニュースまとめ

1. Sling Money、1,500万ドルの資金調達に成功

安定したコイン支払いプラットフォームであるSling Moneyは、Union Square Venturesが主導する1,500万ドルのシリーズAラウンドを完了しました。この資金は、Sling Moneyがグローバルな支払いミッションを推進するために使用され、即時かつ低コストの国際送金を実現することを目指します。Sling Moneyは、Paxos Trust Companyが発行するドル担保型のステーブルコイン「Pax Dollar(USDP)」を使用し、50カ国以上でのほぼ無料の送金を可能にしています。

2. Offchain Labs、新部門「Tandem」設立

Offchain Labsは、新部門「Tandem」を設立し、1,000万ドルの初期投資を行ったと発表しました。Tandemは、ブロックチェーン技術のさらなる発展と、より効率的な分散型アプリケーションの開発を目指しています。この新部門の設立は、同社のイノベーションと技術リーダーシップの証明とされています。

3. Sahara AI、4,300万ドルの資金調達を完了

分散型AIブロックチェーンプラットフォーム「Sahara AI」は、Binance Labsなどが主導するラウンドで4,300万ドルの資金調達を完了しました。Sahara AIは、AIとブロックチェーン技術の融合を図り、次世代の分散型アプリケーションを支える基盤を提供することを目指しています。

4. MetaMask、Mastercardと提携しブロックチェーンデビットカードを発表

MetaMaskは、MastercardおよびBaanxと提携し、新しいブロックチェーンデビットカードを発表しました。このカードは、ユーザーがブロックチェーン資産を直接デビットカードで使用できるようにするもので、暗号通貨の利用範囲をさらに広げることが期待されています。

5. CatizenとBinance Web3が共同イベントを開催

Catizenは、Binance Web3およびMantleと共同でイベントを開催し、30万ドルの賞金プールを提供しています。このイベントは、Web3技術の普及と、参加者が新しい分散型技術を体験する機会を提供することを目的としています。

6. Binance、BANANA U本位永続契約を上場へ

Binanceは、BANANA U本位永続契約を新たに上場すると発表しました。これにより、ユーザーはBANANAトークンを使用して新たな取引オプションを利用できるようになります。この新しい契約は、より多くの投資家にBANANAトークンへのアクセスを提供します。

7. 米国のビットコインETF、10月に中本聡の保有量を超える見込み

Bloombergのアナリストによると、米国のビットコインETFが10月までに中本聡の保有量を超える可能性があるとの予測が発表されました。これは、米国におけるビットコインの普及と、投資家の信頼が増していることを示しています。

8. イランの銀行システムが大規模なサイバー攻撃を受ける

イランの銀行システムが大規模なサイバー攻撃を受け、モスクワの株式市場も再開に向けた動きを見せています。この攻撃は、金融市場の脆弱性を浮き彫りにし、今後の対策が急務となっています。

9. 米国の7月CPI、年率2.9%に達成

米国の7月未季調CPIは年率2.9%を記録し、コアCPIは年率3.2%となりました。これらの数値は、米国のインフレが依然として高水準で推移していることを示しており、金融市場に対する影響が懸念されています。

要約

2024年8月15日の仮想通貨ニュースでは、Sling Moneyの1,500万ドルの資金調達から、Offchain Labsの新部門設立、Sahara AIの4,300万ドルの資金調達、MetaMaskの新しいブロックチェーンデビットカードの発表まで、幅広いトピックが取り上げられました。これらのニュースは、仮想通貨市場の発展と、関連技術の進化にとって重要な指標となるでしょう。

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