GMOインターネット、NFT事業参入「アダム byGMO」

  GMOインターネットグループは4月9日、NFT事業に参入し、NFTの売買が行えるマーケットプレイス「アダム byGMO」を提供すると発表した。アートや楽曲、著名アーティストによる希少性の高いコンテンツを用意するほか、ウォレットの提供も行う。提供予定日は未定としている。

  NFTはノンファンジブル・トークンの略で、唯一性を持つトークンのことを指す。ブロックチェーン上で発行され、デジタルアートやブロックチェーンゲームでのアイテムそのものとして使われたり、現実世界の不動産やアートとひも付けることでブロックチェーン上で所有者を特定したりといった使われ方をされている。  海外では著名アーティストのNFT作品が数十億円もの値段で取引されるなど市場が活性化しており、国内でも仮想通貨取引所を営むコインチェックが、NFTのマーケットプレイスを3月24日から開始している。

 GMOは、デジタル市場が拡大する一方で、コンテンツホルダーにとって著作権をはじめとする権利侵害が起きやすいことを指摘。NFTを活用することで、「これまでインターネット上における違法コピーや違法ダウンロードなどの権利侵害による機会損失に見舞われていたコンテンツホルダーに、正当な収益をもたらすことができる」としている。

 GMOは暗号資産事業を戦略的事業分野として位置づけている。グループのGMOコインで仮想通貨交換業を営むほか、21年3月には米国法人GMO-Z.com Trustカンパニーが日本円ステーブルコイン「GYEN」の提供を開始しており、GMOインターネット自体も仮想通貨マイニング事業を行っている。

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